シリコンとは
シリコンは最近のコスメには欠かせない成分です。汗を弾きメイク持ちを良くしたり、肌触りを滑らかにしたりします。そして、人体に影響がなく安全性の高い成分のためほとんどの化粧品に使われていると思います。
最近、ヘアケアではノンシリコンが主流ですよね。シリコンは髪のキューティクルを保護しコーティングの役割をしています。地肌にとってはシリコンが残るとフケや痒みの原因になります。地肌は髪の生える土台でとても重要とされるので、ノンシリコンの方が良いとされ最近はノンシリコンが流行っています。またオーガニックも主流となりファンデーションやメイク用品でもノンシリコンの商品も出てきています。
シリコンは絶対に悪いものなのでしょうか。メリットデメリットを理解し、うまく使うのがいいんじゃないかなと思っています。
シリコンの種類とメリットデメリット
シリコンと一口に言っても、たくさんの種類があります。メチコン、ジメチコン、シクロメチコン、シラノールなど。化粧品の裏の成分表に配合量が多い順に書かれているため、どれくらい配合されているのかすぐにわかります。
シリコンのメリット
その1 水を弾く
水を弾くので、汗水に強くぴたっとつきよれにくくなる。
その2 表面を滑らかにする
手触りをよくして、すべすべにします。髪などキューテクルを保護し艶を出す。
その3 使用感が良くなる
化粧品の感触が良くなり、さらっとした軽い使用感にしてくれる。
その4 刺激から肌を守る
皮膜を作って刺激や、汚れから守ってくれる。
シリコンのデメリット
その1 落ちにくい
きちんとクレンジングしないと残りやすい。
その2 浸透しにくくなる
薄い皮膜を作るため、美容成分が浸透しにくい。
その3 乾燥しやすい
揮発性が高いため、使う事で肌の水分も蒸発してしまい乾燥しやすい。
シリコンの使い方
メリットデメリットを踏まえ、私はスキンケア用品には極力ノンシリコンのものを選び、メイク用品はシリコンが使われていてるものでも大丈夫かなと思っています。
美容液などで、1日で効果が出る!塗ってすぐ毛穴が目立たなくなった!などの口コミがあるものは成分表を要チェックしています。そういう商品はシリコン成分の量が多かったりします。シリコンが入っているためすぐにスベスベになり、毛穴も目立ちにくくなったのかもしれません。ですがほとんどのスキンケア用品に使われているシリコンはそこまで量も入っていませんし、落ちやすいものを配合されているようなので、少量だったらいいかなと許容範囲は広くしています。
メイク用品はシリコン主体のものでも抵抗なく使っています。毛穴を埋めたり、テカリ防止の商品はほぼ成分のほとんどがシリコンです。私は混合肌で毛穴も目立つので、ベースメイクにはシリコン配合化粧品が重要です!ポイントメイクも落ちにくくしたり、ぴたっとつく持ちをよくしたりするのにシリコンは重要ですので、あまり気にせず使っています。ただ乾燥するので、メイク前の保湿とメイク直しの時にも化粧水をスプレーしたり工夫しています。
またクレンジングはきっちりするように心がけています。シリコンは落ちにくく毛穴の汚れになりやすいので、1日の終わりはきっちり肌に残らないよう綺麗に落とすのが重要です。
まとめ
シリコンは厚生労働省も認めている人体に安全な原材料です。皮膜を作りますが、毛穴から浸透することもなくきちんと落とせます。
ノンシリコンが主流になってきているため、メイクやスキンケアもノンシリコンを謳っているものも増えています。確かに毛穴を埋めるため多少肌に負担はかかると思うので、うまく使い分けるのがいいのかなと感じます。外出しない日や近所のお出かけなどは、ノンシリコンのベースメイクにして負担を軽くしたり、真夏はシリコンを使ったウォータープルーフのものにしたり、TPOで使い分けると肌の負担が軽くなっていいのかなと思います。
メリットデメリットを理解しうまく使い分けるのがいいですね!
最後までお読みくださりありがとうございました。